以上のような症状は、認知症に特有の症状ではありませんが、認知症の初期にも見られる症状です。
認知症には、アルツハイマー病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症などの変性疾患、脳血管障害による血管性認知症などがあります。
これらを鑑別し、治療を行うことにより、症状を安定させたり、進行を遅らせることができる場合があります。
また、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫など、手術により改善させることのできる病気もあります。
問診、知能検査、MRI検査などを必要に応じて行い、治療を選択します。